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MCPサーバーホスティングおすすめ8選【2026年版】stdio対応・認証・コールドスタート・料金で比較ランキング

MCPサーバーのホスティング8サービス(NodeFlare、Glama、Cloudflare Workers、Vercel、Smithery、Railway、Fly.io、Render)を、stdio対応・デプロイ・認証と権限・トークン削減・コールドスタート・料金・分離の7基準で採点。Smitheryの無料ホスティング終了など2026年10月時点の公式情報で比較します。

最終更新:2026年10月13日 / 各社の料金・機能は2026年10月13日に公式ページで確認

開示: NodeFlareは筆者の運営するサービスです。全サービスを下に公開した同じ基準で採点し、公式に記載のない項目は自社も含めて控えめに評価しています。

結論(30秒で読める要約と順位表)

MCPサーバーのホスティングサービスとは、MCP(Model Context Protocol)サーバーを代わりに動かし、Claude・Cursor・自作エージェントからStreamable HTTPで接続できるHTTPSのURLを発行してくれるサービスです。8サービスを7つの評価基準(重み付き、後述)で採点した結果は次のとおりです(2026年10月時点)。

順位 サービス 得点(100点満点) 向いている人
1 NodeFlare 95 GitHubにある既存のstdioサーバーを、認証・権限・トークン削減つきで公開したい
2 Glama 79 大規模なレジストリとホスティング、マネージドOAuth、全ペイロードの監査ログを1か所で使いたい
3 Cloudflare Workers 66 TypeScriptで新しくサーバーを書き、無料枠の大きいエッジで動かしたい
4 Vercel 59 Next.jsのアプリと同じ場所にMCPを置きたい
5 Smithery 55 公開・配布とマネージドOAuthを重視(ホスティングは有料化)
6 Railway 47 従量課金でコンテナを手軽にセルフホストしたい
7 Fly.io 45 安く、細かく制御できるコンテナで常時稼働させたい
8 Render 45 有料の常時稼働サービスとして置きたい(無料枠はスリープあり)

迷ったら次の3点で決まります。

  1. サーバーはstdio専用か。 stdioサーバーをそのまま包んでくれるのはNodeFlare・Glama・Smitheryだけです。Cloudflare WorkersとVercelは、その実行環境向けに書いたStreamable HTTPサーバーが前提です。Fly.io・Railway・Renderはどんなコンテナでも動きますが、変換役(ブリッジ)は自分で入れます。
  2. 認証を誰が持つか。 汎用プラットフォームでは自分で作ります。MCP専用ホストはAPIキーやOAuthを前段に用意してくれます。
  3. どれくらい暇なサーバーか。 MCPサーバーの多くは1日の大半をエージェント待ちで過ごします。CPU性能より、使っていない間に課金が止まるか、起動がどれだけ速いかが効きます。

MCPホスティングそのものの仕組み(GB時間の計算、コールドスタートの原因など)は、姉妹記事のMCPホスティングの選び方|置き場所6択を比較で解説しています。本記事はサービス単位のランキングです。

目次

  • 評価基準と重み
  • 8サービスの比較表
  • 採点の内訳
  • サービス別の解説
  • 用途別のおすすめ
  • NodeFlareならこう解決できる
  • よくある質問
  • まとめと参考資料

評価基準と重み

採点の前に基準を決めて公開しています。各項目を1〜5点で採点し、重みを掛けて100点満点に換算します。

評価基準 重み 5点の条件
stdio対応 20 GitHubにある既存のstdioサーバーを、コードを変えずに動かせる
デプロイの手軽さ 15 リポジトリを指定すれば /mcp のURLが出る。ビルド設定は自動判定
認証・権限管理 20 APIキーやOAuthが組み込みで、ツール単位の権限も付けられる
トークン削減 10 モデルが読むツール一覧を小さくする機能が組み込まれている
コールドスタート・スケール 10 待機中はゼロまで縮み、復帰が速いことが文書化されている。常時起動も選べる
料金・無料枠 15 料金が公開されていて、実用的な無料枠と上限設定がある
分離・セキュリティ 10 サーバーごとの分離、通信制御、シークレットの扱いが文書化されている

採点のルールは次の3つです。

  • 根拠は各社の公式ドキュメントと料金ページだけです(2026年10月13日に確認)。
  • 公式に記載がない項目は3点ではなく2点にします。情報を出していないサービスには不利なので、該当箇所には「記載なし」と明記しています。
  • 汎用プラットフォームも「MCPのホスト先として」評価します。Webアプリ基盤として優秀でも、MCP固有の点数にはなりません。

8サービスの比較表

すべて2026年10月13日時点で公式ページを確認した内容です。「記載なし」は公式の公開ページに書かれていなかった項目です。

サービス stdioサーバー デプロイ元 MCPクライアント向けの認証 ツール単位の制御 トークン削減機能 待機中の挙動 料金の入口
NodeFlare 対応(stdioアダプタ内蔵) GitHubリポジトリ、モノレポのサブフォルダ、Dockerfile Bearer APIキー(mcp_*)、OAuthディスカバリ(RFC 8414 / 9728) あり(tools:call:<name> 単位のスコープ) 4種(スコープで絞り込み、説明文の短縮、ツール検索、コードモード) スナップショットして停止、1秒未満で復帰 Free:1サーバー・月30GB時間、Pro:月額2,980円
Glama 対応(自動でラップ) レジストリ、GitHub、Dockerfile、npm、PyPI 接続プロファイルごとのアクセストークン、マネージドOAuth 2.1 あり(ゲートウェイでツール単位に制御) ツール単位の制御のみ(検索・コードモードは記載なし) 記載なし ワークスペースのプランに加えて従量課金(単価は非公開)
Cloudflare Workers 非対応 Deployボタン経由のGitHub/GitLab、Wrangler CLI 自分で追加(Cloudflare AccessかOAuthプロバイダ) 自作 組み込みなし ゼロまで縮む。実行時間(duration)は課金なし Free:1日10万リクエスト、Paid:月5ドルから
Vercel 非対応 Git連携のNext.js/Functionsプロジェクト 補助関数のみ(withMcpAuth)。認可サーバーは自前 自作(トークンのスコープで判定) 組み込みなし Fluid compute。実CPU時間とメモリ時間で課金 Hobby:0ドル、Pro:月20ドル
Smithery 対応(ただしstdioは非推奨扱い) Smitheryのプロジェクト設定 接続先サービス向けのマネージドOAuth 記載なし 記載なし ステートフル接続は2分無通信で切断 無料ホスティングは終了。有料プランが必要(確認したページで金額は読めず)
Railway ブリッジを自分で入れれば可 GitHubリポジトリ、Dockerイメージ 自作 自作 なし 任意でスリープ(最後の通信から5〜10分)。復帰直後は502の可能性 30日間5ドル分の試用後、月1ドル。Hobbyは最低5ドル
Fly.io ブリッジを自分で入れれば可 fly launch / fly deploy のCLI、GitHub Actions 自作 自作 なし 自動で停止またはサスペンド。停止中はルートFSのみ課金 無料枠なし。256MBの常時稼働で月2.19ドルから
Render ブリッジを自分で入れれば可 Gitリポジトリ、Dockerイメージ 自作 自作 なし 無料インスタンスは15分無通信で停止、復帰に約1分 無料インスタンスあり。有料は512MBで月7ドルから

採点の内訳

サービス stdio(20) デプロイ(15) 認証(20) トークン(10) 起動(10) 料金(15) 分離(10) 合計
NodeFlare 5 5 5 5 4 4 5 95
Glama 5 5 5 3 2※ 2※ 4 79
Cloudflare Workers 1 3 5 2 4 5 3 66
Vercel 1 3 4 2 4 4 3 59
Smithery 3 4 4 2※ 2※ 1 2※ 55
Railway 3 3 1 1 2 4 2※ 47
Fly.io 3 2 1 1 3 3 3 45
Render 3 3 1 1 1 4 2※ 45

※は公式の公開ページに記載がなく、ルールにより2点とした項目です。Fly.ioとRenderは同点ですが、待機中のMachineを停止・サスペンドできるFly.ioを、無料枠の復帰に約1分かかるRenderより上にしました。

計算式は「各項目の点数×重みの合計÷5」です。たとえばNodeFlareは (5×20 + 5×15 + 5×20 + 5×10 + 4×10 + 4×15 + 5×10) ÷ 5 = 95 点です。

サービス別の解説

1位 NodeFlare:既存のstdioサーバーを安全なURLにするなら

NodeFlareはMCP専用のホスティングサービスです。GitHubのリポジトリを選ぶと、ビルド・動作確認をして、末尾が /mcp のHTTPSのURLで公開します。

強み

  • コードを変えずにstdioサーバーを動かせます。内蔵のstdioアダプタが、Streamable HTTPと旧来のHTTP+SSEの両方で公開します。Node.js・Python・Go・Rust・Java(Maven/Gradle、Kotlin含む)・C#/.NETを自動判定し、独自のDockerfileも使えます。モノレポはサブパッケージの一覧から選べます。
  • デプロイの成否を実際の通信で確かめます。ビルダーがMCPの initialize リクエストを送り(最大8回まで再試行)、起動直後に落ちるサーバーは「成功」になりません。
  • 認証と権限が最初から入っています。mcp_* 形式のBearer APIキー、RFC 8414 / RFC 9728準拠のOAuthディスカバリ、リクエストごとのスコープ判定(tools:call:<name>、resources:read:<uri> など)、空なら全拒否になるIP許可リスト、記録のみ/遮断を選べる外向き通信の許可リストがあります。
  • トークン削減のスイッチが4つあります。呼べるツールだけを見せる、500文字を超える説明文を切り詰める、ツール一覧を search_tools / call_tool に置き換える、サンドボックスでコードを実行するコードモード(run_code)です。
  • サーバーごとに専用のFirecrackerマイクロVMで動き、シークレットはVM起動時にだけ環境変数として渡されます。

弱み

  • 料金は円建てで、リージョンはドキュメントに明記されていません。
  • レート制限の具体的な数値は非公開です。
  • トークン削減機能による削減率の数値は公開していません。
  • Freeプランは月30GB時間を超えるとその月はサーバーが一時停止します。常時起動・カスタムドメイン・マネージドブラウザはPro以上です。

向いている人:GitHubにある既存のMCPサーバー(stdioでもHTTPでも)を、インフラのコードを書かずに認証・ツール単位の権限つきで公開したい人。

2位 Glama:レジストリとホスティングを一体で使うなら

Glamaは最大級のMCPディレクトリ(一覧ページでは97,619件と表示)を運営し、ホスティングも提供しています。レジストリ、GitHub、Dockerfile、npm、PyPIからデプロイでき、stdioで書かれたサーバーは自動でラップされます。

強みは、デプロイごとの専用マシン、/data にマウントする永続ボリューム(任意)、自動更新つきのマネージドOAuth 2.1、ゲートウェイでのツール単位のアクセス制御、既定で非公開・ロール単位での共有、全JSON-RPCメッセージのペイロードごとの記録とSIEM向けのJSONエクスポート、ツール定義が変わったときの通知です。

弱みは料金の見えにくさです。公開ページには「マシン時間と外向き転送量で従量課金」とあるものの、単価はワークスペースの設定画面でしか見られません。コールドスタートの挙動やマシンサイズも記載がなく、ツール検索やコードモードに当たる機能も見当たりません。

向いている人:発見・ホスティング・監査できるゲートウェイを1か所にまとめたいチーム。特に全ペイロードの監査ログが必須なら、Glamaの方が向いています(NodeFlareのログは引数の名前だけで値は残さないため、プライバシーには有利ですが、事後の完全な再現には不向きです)。

3位 Cloudflare Workers:新しく書くTypeScriptサーバーなら

CloudflareのガイドはStreamable HTTPでリモートMCPサーバーをデプロイする手順です。新規サーバーにはステートレスな createMcpHandler() を推奨し、Durable Objectベースの McpAgent は非推奨と明記しています(クイックデプロイ用テンプレートはまだ McpAgent を使っている点にも注意書きがあります)。

強みは、今回の8サービスで最も大きい無料枠(1日10万リクエスト、1回あたりCPU 10ミリ秒)と、月5ドルからのPaidプラン(1,000万リクエスト・3,000万CPUミリ秒込み、実行時間と転送量は課金なし)です。認証もCloudflare Accessや、GitHub・Google・Slack・Auth0・WorkOSなどOAuth 2.0対応のプロバイダを組み合わせられます。

弱みは、任意のstdioサーバーを動かせないことです。Workersの実行環境向けに書き直す必要があります。認証やツール単位の権限は自分で実装し、1回あたりのCPU時間にも上限(Paidで最大5分)があります。

向いている人:軽いTypeScriptのMCPサーバーを新しく書き、待機中のコストをほぼゼロにしたい開発者。

4位 Vercel:アプリがすでにVercelにあるなら

Vercelの mcp-handler パッケージを使うと、Next.js(App Router)のアプリにMCPのエンドポイントを追加でき、クライアントは /api/mcp にStreamable HTTPで接続します。v2で旧来のHTTP+SSEは削除されました。

強みは、Fluid computeの課金が「実際にCPUを使った時間+確保したメモリ時間」で、モデルやDBの応答待ちはCPU時間に数えられない点です。Hobbyは無料で、月4時間の実CPU、360GB時間のメモリ、100万回の呼び出しが含まれます。withMcpAuth は401/403を正しく返し、OAuthのprotected resourceメタデータも公開できます。Instant RollbackやRolling Releases、Vercel Firewallもそのまま使えます。

弱みは、stdioのホスティングができないことと、mcp-handler 自体はトークンを発行せず認可サーバーも持たないため、認可サーバーを別に用意する必要があることです。最大実行時間はHobbyで300秒、Proで800秒(ベータで1,800秒)です。

向いている人:MCPサーバーを既存のNext.jsプロダクトと同じリポジトリ・同じデプロイで管理したいチーム。

5位 Smithery:安く置く場所ではなく、配布の場として

Smitheryはレジストリと接続の基盤で、マネージドOAuth(リダイレクトURIやクライアントIDの管理が不要)と、暗号化された書き込み専用の認証情報ストアを備えます。Streamable HTTPとstdioのどちらでもホストできますが、stdioは非推奨とされ、HTTPが推奨です。

大きな変更点として、Smitheryは2026年1月14日に無料ホスティングプランの終了を発表しました。無料プランでの新規デプロイはすでに受け付けておらず、既存の無料サーバーは2026年3月1日まで稼働しました。外部でホストしたサーバーの登録は引き続き無料で、オブザーバビリティの機能も無料です。

強みは、Smitheryの利用者への露出、接続先サービスのOAuthを肩代わりしてくれること、他所でホストしたサーバーを無料で登録できることです。

弱みは、ホスティングが有料になり、確認した料金ページでは金額が読めなかったこと(プラン名はHobby・Pro・Customのみ判明)です。ステートフル接続は2分無通信で切断され、分離やコールドスタートについての記載もありません。

向いている人:サーバーを公開・配布し、OAuthを任せたい作者。費用を抑えたいなら他所でホストし、そのURLをSmitheryに登録する使い方が合います。

6位 Railway:手軽なPaaSでセルフホストするなら

Railwayはどんなコンテナでも動かせる従量課金のPaaSです(メモリはGB秒あたり0.00000386ドル、CPUはvCPU秒あたり0.00000772ドル)。Freeプランは30日間・5ドル分の試用のあと月1ドル、Hobbyは最低5ドル(5ドル分の利用込み)です。

GitHubリポジトリかDockerイメージからデプロイでき、秒単位の課金がわかりやすく、最後の通信から5〜10分でスリープさせる設定(Serverless)もあります。一方でstdioのブリッジ、認証、権限は自分で用意します。スリープからの最初のリクエストはコールドスタートになり、公式に「502 Bad Gatewayで失敗することがある」とあるため、MCPクライアントからは接続エラーに見えることがあります。

向いている人:Dockerfileを書くのに抵抗がなく、手間の少ないセルフホストをしたい開発者。

7位 Fly.io:安く細かく制御したいなら

Fly.ioのMachineは起動中だけ秒単位で課金され、shared-cpu-1x・256MBを1か月動かし続けて2.19ドルです(512MBは3.69ドル、1GBは6.70ドル。アッシュバーンの料金)。停止中のMachineはルートファイルシステム分(GB月あたり0.15ドル)だけ課金され、自動停止は stop か suspend を選べます。

小さなMachineの常時稼働が安く、fly.toml でスケールを細かく制御できます。一方で新規の組織には無料枠がなく、パッケージング、stdioのブリッジ、認証はすべて自分で用意します。

向いている人:すべてを自分で制御し、常時稼働のコストを低く読みやすくしたいエンジニア。

8位 Render:常時稼働の有料サービスとして置くなら

Renderの無料Webサービスはワークスペースごとに月750時間使えますが、15分間アクセスがないと停止し、復帰に約1分かかります。有料インスタンスは512MBで月7ドルからです。

Gitリポジトリかビルド済みのDockerイメージからデプロイでき、15分での停止は無料インスタンスの仕様なので、有料にすれば復帰待ちは避けられます。ただ、約1分の復帰待ちは、クライアントの設定によっては最初の initialize がタイムアウトしうる長さです。MCP向けのstdio・認証・権限の機能はありません。

向いている人:他のサービスと並べて、有料の常時稼働MCPサーバーを置きたい人。

用途別のおすすめ

やりたいこと おすすめ 理由
既存のstdioサーバーを一番手軽に公開したい NodeFlareかGlama どちらもstdioを包み、GitHubからデプロイできる
セキュリティ・アクセス制御を重視したい NodeFlare ツール単位のスコープ、IP許可リスト、外向き通信の許可リスト
コンプライアンスで全ペイロードの監査ログが必要 Glama 全JSON-RPCメッセージをペイロードごとに記録し、JSONで出力できる
ツール一覧のトークンを減らしたい NodeFlare ツール検索とコードモードを内蔵(詳しくはMCPのトークン消費を減らす方法)
新規のTypeScriptサーバーを最安で動かしたい Cloudflare Workers 1日10万リクエストまで無料
既存のNext.jsアプリにMCPを足したい Vercel mcp-handler とFluid compute
サーバーを公開して見つけてもらいたい SmitheryかGlama 利用者の多いレジストリ
セルフホストで全部を自分で握りたい Fly.ioかRailway どんなコンテナでも動き、すべて自分で管理できる

どれを選ぶ場合も、インターネットに公開する前にMCPセキュリティのチェックリストを一度通してください。

NodeFlareならこう解決できる

このランキングで繰り返し出てきた悩みは、「汎用基盤ではstdioサーバーが動かない」「認証を自作しなければならない」「ツール一覧がコンテキストを食う」「使っていない時間にもお金がかかる」の4つです。NodeFlareでは、ドキュメントに記載のある機能で次のように対応しています。

困りごと NodeFlareの機能
サーバーがstdio専用 内蔵のstdioアダプタが /mcp でStreamable HTTP(と旧来のHTTP+SSE)として公開。複数クライアントはJSON-RPCのidを振り直して1つの子プロセスを共有
本当にデプロイできたのか不安 ビルダーがMCPの initialize ハンドシェイクを確かめてから成功と表示
認証を作るのが大変 ハッシュ化された mcp_* のBearer APIキー、RFC 8414 / RFC 9728準拠のOAuthディスカバリ。誤ったキーを繰り返したIPは10分間ロック
エージェントに呼ばせたくないツールがある tools:call:<name> などのスコープをリクエストごとに判定。tools/list から呼べないツールを隠すことも可能
ツール一覧がコンテキストを圧迫する tool_list_filter_by_scope、tool_schema_slim(500文字超の説明文を短縮)、tool_search_mode、tool_code_mode
待機中も課金される 待機中のサーバーはスナップショットして停止し、1秒未満で復帰。コンピュートは稼働中のみ1GB時間あたり5円
信頼できないサーバーコードを動かしたい サーバーごとに専用のFirecrackerマイクロVM。外向き通信の許可リスト(記録のみ/遮断、最大100件)
思わぬ請求が怖い 月の利用上限を設定でき、上限に達するとHTTP 402を返す

始め方は最小限です。GitHubでサインインし、GitHubのリポジトリURLを入れるだけでランタイムとビルド設定は自動で入ります。環境変数を足してデプロイし、発行された /mcp のURLをClaude・Cursor・自作エージェントに貼れば使えます。

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よくある質問

2026年のおすすめMCPサーバーホスティングは?

本記事の公開基準では、stdio対応・ツール単位のスコープつき認証・トークン削減機能をすべて備えるNodeFlareが95点で1位です。次点はGlama(79点)で、レジストリの大きさと監査ログを重視するなら有力です。新しく書くTypeScriptサーバーならCloudflare Workersが向いています。

stdioのMCPサーバーを書き換えずにホストできますか?

できます。stdioを自動で包んでくれるNodeFlare、Glama、Smithery(stdioは非推奨扱い)を使う方法です。Fly.io・Railway・Renderでは、supergatewayなどのブリッジをコンテナに入れれば動きます。Cloudflare WorkersとVercelはStreamable HTTPのサーバーが必要です。

MCPサーバーを一番安くホストするには?

新しく書くTypeScriptサーバーなら、1日10万リクエストまで無料のCloudflare Workersが有力です。既存のstdioサーバーなら、NodeFlareのFreeプラン(1サーバー・月30GB時間)に収まることが多いでしょう。常時稼働のコンテナなら、Fly.ioの256MBが月2.19ドルからです。

Smitheryのホスティングはまだ無料ですか?

無料ではありません。Smitheryは2026年1月14日に無料ホスティングプランの終了を発表し、無料プランでの新規デプロイはできなくなりました。既存の無料サーバーは2026年3月1日まで稼働しました。外部でホストしたサーバーの登録は今も無料です。

Smitheryの代わりになるホスティングは?

stdioに対応したMCP専用ホストなら、NodeFlareとGlamaが最も近い選択肢です。TypeScriptのサーバーにURLを付けたいだけなら、Cloudflare WorkersやVercelでも十分です。ホストしたURLは今もSmitheryに無料で登録できます。

リモートMCPサーバーにOAuthは必須ですか?

必須ではありません。自分のエージェントやCursorから使うだけならBearer APIキーで足ります。ただしClaudeのカスタムコネクタは通常OAuthを使うため、Web版のClaudeから使ってもらうなら、OAuthのprotected resourceメタデータ(RFC 9728)を公開できるホストやフレームワークを選びましょう。

mcp-remoteはMCPのホスティングサービスですか?

違います。mcp-remoteは利用者のPC上で動き、stdioにしか対応していないクライアントを、すでにリモートにあるサーバーへつなぐための道具です。何かをホストするものではありません。位置づけはMCPホスティングの選び方で解説しています。

ホストしたMCPサーバーのコールドスタートを避けるには?

依存パッケージを起動時ではなくビルド時に入れる、スナップショットからの復帰が速い基盤を選ぶ、1台を常時起動にする、のいずれかです。NodeFlareはスナップショットから1秒未満で復帰し、Proでは常時起動も選べます。Renderの無料枠は復帰に約1分かかります。

エージェントが呼べるツールを制限できますか?

できますが、自動でやってくれるホストは限られます。NodeFlareは tools:call:<name> のようなツール単位のスコープに対応し、Glamaはゲートウェイでツール単位のアクセス制御をかけられます。汎用プラットフォームでは自分のコードで判定を実装します。

ClaudeとCursorの両方で使えるホストはどれですか?

今回の8サービスはすべてStreamable HTTPで公開でき、Claude(カスタムコネクタ)もCursor(mcp.json の url 指定)も対応しています。実際の違いは認証で、ClaudeのコネクタはOAuthを想定し、CursorはBearerヘッダーを送れます。

まとめ

MCPサーバーのホスティング先は、「手元にstdioのサーバーがすでにあるか」と「認証をどこまで自作するか」でほぼ決まります。GitHubのリポジトリを、インフラ作業なしで保護されたURLにしたいならMCP専用ホスト(NodeFlare、Glama)が有利で、本記事の基準ではツール単位のスコープ・通信制御・トークン削減を備えるNodeFlareが1位でした。新しくHTTPサーバーを書くならCloudflare WorkersやVercelが優秀です。ブリッジや認証を自分で組める人には、Railway・Fly.io・Renderでのセルフホストが向いています。Smitheryは、無料のホスト先というより、配布とOAuthの基盤として使うのが現状に合っています。

参考資料

NodeFlare

MCP専用ホスティングサービス

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